ぎん

ぎん
I
ぎん【吟】
(1)声を出して詩や歌を歌うこと。 また, 詩や歌を作ること。
(2)よんだ詩歌。

「病床の~」

(3)謡曲で, うたい方の強弱。

「弱(ヨワ)~」

(4)漢詩の一体。 古詩の一つの形で, 悲愴(ヒソウ)な調子のもの。

「白頭~」

II
ぎん【銀】
(1)〔silver; (ラテン) Argentum〕
銅族に属する遷移元素の一。 元素記号 Ag 原子番号四七。 原子量一〇七・九。 輝銀鉱などの硫化鉱物として産する。 銀色の固体金属。 電気と熱の伝導率は金属中で最大。 展性・延性は金に次いで大きい。 空気中では酸化しないが硫黄・硫化水素にふれると黒色の硫化銀となる。 古来, 金に次ぐ貴金属とされ, 装飾品・貨幣として用いられる。 しろがね。
(2)江戸時代に用いられた銀貨の総称。 丁銀(チヨウギン)・豆板銀など。
(3)〔近世, 上方では主に銀貨が貨幣として用いられたことから〕
金銭。 かね。

「~一両とすこしくらゐを/浮世草子・一代女 6」

(4)将棋の駒の一。 「銀将」の略。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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